クライシスゾーン

実機について

2000年8月。
ロンドン郊外に新しくオープンした「ガーランド・スクエア」は、様々な彫刻やオブジェの並ぶ中央広場を中心として、
大手デパートとオフィスビルが隣接する複合施設で、開業以来、多くの人で賑わう人気スポットとなっている。
オフィスビルには外資系電力会社でガーランド・スクエアのオーナーでもある「ガーランド・エレクトリック・カンパニー」が
オフィスを構え、同社が最先端の技術を開発するための研究拠点として利用していた。

2000年10月16日。
ガーランド・スクエアをテロリスト集団URDAのメンバーが襲撃し、これを占拠、
人質を取って多額の身代金を要求する事件が起きた。
URDAは反体制をかかげ、外資系企業の施設を繰り返ししている過激派組織
(リーダー名:デリック・リンチ。アメリカ国籍)である。

……首都に極めて近く/多くの客で賑わう注目の/外資系企業が経営している施設……
ガーランド・スクエアはURDAにとって、まさに格好の標的だったのである。
テロ鎮圧のため、主人公(クロード・マクガレン)の所属する特殊精鋭部隊STF
(スペシャル・タクティカル・フォース)が現地に派遣された。


1999年にナムコから登場したガンシューティングゲーム。
1人プレイ専用。

サブマシンガン型コントローラーはフルオート連射可能な設定である。
これまでの「クライシス」シリーズの特徴である「アクションペダル」も装備。
ペダルを踏むと銃撃や移動が可能になり、足を離すと遮蔽物への回避と同時に弾丸の補充も行う。
他社のオーソドックスなガンシューティングと同様に、ステージ内の移動はプレイヤーの意志と無関係に自動的に進行する。
敵による命中率の高い攻撃に対しては「クライシスサイト」と称するマーカーが表示される。
これを目安にアクションペダルを離して回避するか、銃撃で対処する。
残機数はライフ制だが、各ステージは制限時間が設定されており、制限時間を越えるとペナルティとしてライフを1つ失う。
ステージは「デパート」「中央広場」「オフィスビル」の3ステージから任意で選択する。
これら3ステージを突破すると最終ステージ「地下原子炉」にて、テロリストのリーダーと対決となる。

2004年に海外向けとして、ゲーム内容のアレンジと後日譚的なステージが追加された
プレイステーション2移植版が発売されている。
(国内未発売)

作品について 筐体そのものは特に問題なく製作出来ましたが、ガンコントローラーの固定位置から
モニター周辺にかけてグルリと囲むパイプフレームが難関でした。
ココは一連の作品でお馴染みの、タミヤの2ミリ自在丸棒で対処しましたが、
実物のように一本を曲げて綺麗に製作出来る自信がないので、3つくらいに分割して接合しました。
そのためにちょっと汚ない出来栄えに…
サブマシンガン風のコントローラーは、大量に余ってるプラ板の細切れの組み合わせです。
筐体製作よりも、こっちの方が楽しかったりして(笑)

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